SIMロック解除の制限が大幅緩和~陸マイラーや海外旅行で大活躍~

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ドコモやau、ソフトバンクが掛けているSIMロックの解除制限がこの8月から大幅に緩和されています。

SIMロックを将来的に撤廃するくらいに刷新されていますので、ここで確認しましょう。

SIMロックについて

SIMロックとは

SIMロックは、携帯会社が他の携帯会社に乗り換えさせないように制限を掛けているものです。一般的にスマートフォンはSIMカードという契約情報が入ったメモリーカードの情報を元に電波で送受信しています。このSIMカードは日本以外など通常ではSIMカードを入れ替えるだけで他の携帯会社の契約を使ってスマホを利用できますが、日本で数多いSIMロック端末になると、SIMカードをその携帯会社のカードしか受け付けないようになります。

SIMロックで困ること

SIMロック端末は携帯会社が固定されているので、携帯会社を容易に乗り換えることができなくなります。ドコモからソフトバンクと携帯会社を乗り換えるためには、スマホの端末ごと購入し直す必要がありました。

ちなみに、格安携帯会社が出たときにドコモの端末ならSIMロックがかかっていても使える物がありましたが、これはその格安携帯会社がドコモの回線を間借りしているため、SIMカード自体がドコモのSIMカードを利用しているためです。

国内ならまだしも、これが海外となるとまた不便になってしまいます。日本で発売されている多くのスマホは海外の電波にも対応しているものが多いです。SIMロックがかかっていない場合、現地でSIMカードを買えば、ネットに繋ぐことができますが、SIMロックがかかった端末だとSIMカードを受け付けないのでただの文鎮になってしまいます。

SIMロック撤廃へ

このため、携帯会社の壁をなくそうと総務省がこのSIMロックを撤廃しようと各携帯会社に指導を行うことになりました。数年前から契約日から180日ルールが導入されました。これは、一括で購入した場合は契約日から180日以降、分割で購入した場合は、分割払い終了日か契約日の180日どちらか遅い日以降であれば、ユーザーからの申し出でSIMロックが解除できるようになるものです。

この制度でしたが、この8月よりさらに規制が緩和され、今年新規で契約した方にはすでにSIMロックが解除できるようになっているものもあります。

新しいSIMロック解除制限について

格安携帯会社のmineoさんのサイトに詳しい情報がまとめられています

”https://king.mineo.jp/magazines/special/643″

SIMロック解除規制期間が大幅緩和

SIMロックが今までは180日以降でしか解除できなかったものが100日以降で解除できるようになります。この規制はこの8月以前に契約した方にも適用されるので、今年の5月以前に契約した方であれば基本的にSIMロックの解除ができるようになります。

12月からは即時SIMロック解除可能に

さらに12月からは、一括払い購入に限り、契約日から即SIMロック解除が可能になります。

ドコモでは上記内容はすでに実施済み

ドコモでは、SIMロック解除制限の撤廃をすでに5月の時点で実施済みです。ドコモ端末の方は基本的にすぐにSIMロック解除できる方が多いと思われます。

陸マイラーのメリット

陸マイラーの方はポイントサイトと提携している格安携帯会社と契約することが可能になります。端末はお手持ちのスマホで利用できますから、転出・転入手数料や違約金程度で乗り換えることができます。違約金はもったいないですが、月々の利用料の差額で簡単にペイできることが多いですから、いちど確認してみるといいでしょう。

格安携帯会社に乗り換えるときに少しでも得する方法

格安携帯会社に乗り換える際に、初期費用として事務手数料がかかってしまいます。この手数料を少しでも抑える方法があります。予めSIMカードをアマゾンで購入する方法です。

SIMカード自体は契約時に送ってくるものになりますが、実際にはスターターキットと呼ばれるもので、これを事前に購入しておくと、初期費用の事務手数料が無料になります。事務手数料よりもこのスターターキットのほうが安いので、契約する会社をきめたら、アマゾンでスターターキットの購入をしておきましょう。

amazon.co.jp|SIMカード

海外旅行時のメリット

海外旅行時、日本からwifiルーターを借りていかなくても現地でSIMカードを購入すれば利用できるようになります。一般的にSIMカードを現地で購入するほうが安くつきますし、音声通話が可能なSIMカードを契約すれば音声通話やSMSも利用できるので、様々な使い方が可能になると思います。

海外SIMの例

中国本土でネット接続する

中国では、インターネットの検閲が行われていてgoogleなどの海外サービスやTwitterなどの海外SNSの利用ができません。一方同じ中国でも特別行政区である香港はこのネット検閲を受けません。中国では、この香港の携帯会社のSIMを利用すると、中国本土でもネット検閲を受けずにネット接続をすることができます。このSIMカードは中国本土では購入できません(あたりまえですが)。香港で購入することになりますが、日本でもアマゾンなら購入することができます。

このSIMカードは設定方法も日本語のマニュアルがついているので、日本で準備できるのがいいですね。

SFC修行・JGC修行でアジアを周遊するなら

日本と東南アジアの間の往復は、SFC修行やJGC修行で効率がいい方法の一つです。現地での観光の時間があまりなかっても、何かあったときにネットに繋がればいいですよね。特に発展途上国や社会主義国では公共施設にwifiが通っているとは限りませんので、予めネット環境は用意しておきたいです。

そんなときに便利なのがこのSIMカード!(たか◯元社長風に

このSIMカード一枚で日本を含むアジア各国でSIMカードを入れ替えることなく利用できます!旅慣れた人ならぜひ利用していただきたいアジア周遊SIMカードです。

日本で使ってるSIMカードはなくさないように!!

海外でSIMを入れ替えたときに困るのが日本のSIMカードをなくしてしまう問題です。SIMカードはマイクロSDカード並みに小さいカードなので、きちんとケースに入れておかないとなくしてしまいます。SIMカードは精密機器ですので、間違っても財布の小銭入れなんかに入れてはいけません。SIMカード専用ケースを買っておくのをおすすめします。

アマゾンではこのようなSIMカードケースも取り扱っているので気に入ったものを見つけてみるのがいいと思います。

 

日本のSIMロック文化は終焉に向かいつつある!(はず

日本のSIMロック文化は終焉に向かいつつあります。未だにSIMロックを掛けた端末しか販売していないのは問題だとは思いますが、市場が活性化しているのはいいことだと思いますので、みなさんも日本や海外でご自身のスマホを利用してください。

 

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