クレカと海外旅行損害保険のお話

クレジットカード

海外旅行損害保険

海外旅行損害保険は、海外で病気になったりケガをしたり、また他人にケガをさせてしまったりした場合その損害費用を一定額負担してくれるものです。ここからは、各補償内容について解説します。

 

傷害死亡・後遺障害

旅行中に偶然発生した事故によりケガを負い、それが原因で事故発生から一定期間後(通常180日)に死亡または後遺障害が発生したときに支払われます。

傷害治療費用

旅行中に偶然発生した事故によりケガを負い、そのケガの治療を受けた場合にその診療費や処方薬剤費等が保険金として支払われます。

疾病治療費用

旅行中または旅行後48時間以内に発病した病気が原因で旅行後48時間以内に治療を受けた場合にその診療費や処方薬剤費等が保険金として支払われます。

賠償責任

旅行中に偶然発生した事故により、他人の身体・持ち物に損害を与えてしまった場合にその費用が保険金として支払われます。

携行品傷害

旅行中に自分が持っているカメラなどの身の回りのものが盗難・火災などの偶然発生した事故・うっかり落としてしまったなどの破損により損害を受けた場合にその費用が保険金として支払われます(通常免責金があり)

救援者費用

旅行中に親族等救援対象者が死亡した場合やケガなどで7日間程度以上入院した場合など、どの現地のホテル料金や渡航費用が保険金として支払われます。

なぜ海外旅行で保険が必要なの?

海外での治療費は想像以上

海外では、日本の病院と比較にならないほど高額な治療費が請求されます。日本では医療費は国によって決められており抑制されています。また、健康保険がありますからその金額から我々が負担するのは3割程度です。海外ではそんな医療費を抑制する事はありませんから、高額な治療費が請求されます。大手保険会社の支払一例を見てみますと、例えば、旅行中お腹が痛くて病院に行くと入院・手術が必要な病気であり、その費用がざっと70万円以上かかってしまったという事例がありました。他の支払い例は次のリンクからご覧ください。

https://www-429.aig.co.jp/ota/service/example.html

老若男女問わず病気は突然やってきますから他人事では無いと思います。このことから海外旅行で保険がいかに大事かお分かりいただけたかと思います。

カメラを旅行中に壊したことありませんか?

カメラを旅行中に落っことしたりしたことはありませんか。そんな場合も携行品損害で保険金が支払われます。特に一眼レフカメラなどではレンズ部分だけで5万円前後かかることもありますから、この保険は非常にありがたいですね。

空港でも保険には入れます

この海外旅行損害保険は空港でも入ることができます。国際空港ではたいてい海外旅行保険のカウンターがあり、エアサイドでも保険の自動契約機があるくらいみなさん備えられている方が多いです。

海外旅行保険の契約カウンター

自動契約機

クレジットカードに付帯する保険

付帯保険とは

クレジットカードには、保険がついているものがあります。それを付帯保険と言います。この付帯保険がある場合は、保険に入った状態になります。

自動付帯と利用付帯

自動付帯では、カードを保有しているだけで保険が適用されるものです。

対して利用付帯では、そのカードで旅行代金を決済して初めて保険が適用されます。そのカードでツアー代金や飛行機の搭乗券を買わないと保険がつかない物が多いです。カードによっては旅行中のすべての移動手段に対してカードで決済しないといけないものまであるので利用条件的には厳しいものがあります。

利用付帯ではカードを利用しないと保険が適用されないので、できれば自動付帯のカードを持っておくとより安心できますね。

海外旅行傷害保険が自動付帯のカード

自動付帯のカードの多くはゴールドカードのような年会費がかかりグレードが高いカードになります。しかし、中には年会費無料のカードで自動付帯してくるカードもあります。このようなカードは持っているだけで保険に入っていることになるので決済に使う予定がなくても持っておいたほうがいいということになります。

TMTL的おすすめカードはこちらです

エポスカード

都心部に展開する百貨店のマルイのグループ会社が発行しているエポスカードです。マルイでのお買い物はもちろんのこと全国展開しているチェーン店でもカード提示の優待があり、保険抜きにしてもオトクなカードです(笑笑・魚民などの居酒屋やロイヤルホスト・ジャンカラなどのカラオケ店なども)。年会費は永年無料。

このカードの最大の特徴はなんといっても自動付帯の海外旅行損害保険です。年会費無料のカードではトップクラスの傷害治療が200万円、疾病治療が270万円までカバーされるカードです。この金額まで保障されるのはかなりすごいことです。旅好きの方はもちろん陸マイラーなら絶対発行して損はありませんし、発行した後も保有し続けるべきカードです。強制解約なんてことにならないように月一回100円位決済に使うくらいでもいいので、このカードは持っておきましょう。

障害 死亡・後遺障害 500万円
治療費用 200万円
疾病 治療費用 270万円

詳しい保証内容はこちらをご覧ください。

海外旅行傷害保険|クレジットカードはエポスカード
エポスカードは、入会金・年会費永年無料のクレジットカード。マルイでの入会特典や海外旅行のサポートも充実!

 

 

REX CARD Lite・横浜インビテーションカード

障害 死亡・後遺障害 2000万円
治療費用 200万円
疾病 治療費用 200万円

詳しい保証内容はこちらをご覧ください。

http://www.jaccs.co.jp/service/cardservice/travelservice/kaigai/travelinsurance/

 

JCB EIT

JCBのリボ払い専用カードです。

障害 死亡・後遺障害 2000万円
治療費用 100万円
疾病 治療費用 100万円

詳しい保証内容はこちらをご覧ください。

JCBカードのおすすめ保険
「JCBカードのおすすめ保険サイト」ではお客様に合った保険をご紹介しています。

自動付帯カードの重複所有による補償額の重ねがけ

自動付帯の海外旅行損害保険ですが、死亡・後遺障害の保障は他のカードの補償額と重ねがけができます。

たとえばエポスカードと横浜インビテーションカードを持っていると、海外で病気にかかって治療する際、補償額は270+200で470万円まで補償額が増えます。

ただし、カードの発行会社が異なっていないと重ねがけができないので注意してください。REX CARD Liteと横浜インビテーションカードは同じジャックスカードが発行しているので重ねがけはできません。

海外で大きな病気にかかってしまうと1000万円近く手術費用がかかってしまうこともありますので、ぜひ自動付帯カードの重ねがけをしておきましょう。

コメント

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