概要
突然、ヴェネツィアに行きたくなったので、来年2月にヴェネツィアに行くことにしました。この記事では、ANAのマイルを使った特典航空券を活用したパリ・ヴェネツィアの旅をご紹介していきます。
- ARIAの聖地、ヴェネツィアに行く
- ANA特典航空券を最大限に活用
- タイ航空のファーストクラスで行く欧州
- ラウンジホッピングも兼ねたマイラーらしい旅行に
ヴェネツィアに行きたい!
ヴェネツィアとは
ヴェネツィアはイタリアのミラノにほど近い地にある都市です。
水の都と呼ばれるヴェネツィアは、アドリア海の潟「ラグーナ」に建設された都市で、大小様々な運河とそれを結ぶ橋とが織りなす素晴らしい景観が楽しめます。
なお、まだ行く前なのでヴェネツィアの写真はありません。
詳しく知りたい人は、早速の丸投げで申し訳ありませんがウィキペディアなどをご覧いただければと思います。
ヴェネツィアが舞台の作品
さて、そんなヴェネツィアですが自分昔から好きだった作品があります。
ARIAまたはAQUAという作品ですが皆様御存知でしょうか。
ヴェネツィアでは、運河を行き来するゴンドラが多数運航されていますが、そのゴンドラを動かすウンディーネにスポットライトを当てた作品です。舞台はネオ・ヴェネツィアという火星に作られた架空の都市ではありますが、ヴェネツィアの建造物をそのまま移設したというストーリーそのまま、現在のヴェネツィアを忠実に描いた作品になっています。
今回は、その舞台を見学しようという聖地巡礼旅行です。
ヴェネツィアのカーニバル
ヴェネツィアで毎年開催されているカーニバルという祭典があります。仮面や衣装をまとった人々が街を練り歩くイベントで、この時期は大変な混雑があるようです。
ただ、カーニバルが終わると街が非常に落ち着くという情報を得、またヨーロッパは冬場のオフシーズンという事も考え、ゆったりと観光できるのではないかと思い、カーニバル後半を掠るような日程にしました。
ディズニーパークファンとしては外せない
そういえば、自分ディズニーパークファンでした!
というとヨーロッパのディズニーパークにも行きたい!
そんなこんなでパリも訪問したいと思いました。
ANAのマイルを使った特典航空券
行きたい都市
ヨーロッパで行きたい都市はヴェネツィアとパリです。それ以外は特に考えずに決めました。
ANAの提携会社特典航空券は、経由地を自由に選択できる予約方法があるので経由地をストップオーバーさせたり、24時間以内の乗り継ぎを利用して当日観光もできるのが魅力の一つです。
ここからは、特典航空券を検索していきます。
ANA直行便
ANAでは、ロンドン・フランクフルト・デュッセルドルフ・パリ・ミュンヘン・ブリュッセルに就航しています。中でもフランクフルト便はANA欧州便の中でも一日に二本飛ばしておりANAの花形路線ともいうべきではないでしょうか。
ANAのビジネスクラスで飛びたかったのですが、半年を切っている中で人気の欧州便直行便のANAのフライトではファースト・ビジネスともに満席ということだったので、別の方法を考えます。
スターアライアンス直行便
ANAがだめならスターアライアンス便を使えばいいじゃないかということで、検索結果の選択肢にはソウル経由のアシアナ便というのが出てきました。
裏を返すと、日本からの直行便のフライトはスターアライアンスの特典枠はすべて埋まってしまっているということになります。
スターアライアンス経由便
経由便であるなら、せめて経由地まではANA便で時間を稼ぎたいと思いもう少しルートを検索していきます。
しかし、よくよく考えたら欧州便は西に向かって進むのではなく北極圏を通って行くので(正距方位図法を参考)経由地なんてソウルぐらいしか距離的にはヒットしないわけです。
ソウル経由でもいいですが、マイルは最終目的地の距離までしかかからないので、せっかくなら世界のいろいろなところを巡ってさながら世界一周旅行なんてことをしてもいいかなと思ってきました。ここから当初の目的が外れてまいりました。マイラーの悪い癖です。
空港のラウンジをめぐりたい
ビジネスクラス以上だとラウンジを利用できます。
この頃にJOAX-DTVの某テレビ局ではどこかの高橋さんが香港国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジに行くために飛行機に乗っている番組がありました。香港のキャセイラウンジは世界的にも大変評価の高いラウンジになっており、ラウンジ目当てのために飛行機に乗るのもうなずけます。
ただ、あくまでも今回はヴェネツィアに行くんですから、これだけのために行くのはよくありません。ましてはキャセイはワンワールドアライアンス加盟なのでそもそもスターアライアンス便では利用できません。
スターアライアンス便のラウンジで他に評価の高いラウンジはタイ・バンコクのタイ航空のラウンジとトルコ・イスタンブールのトルコ航空ラウンジ・シンガポールのシンガポール航空のラウンジを思い出しました。
トルコ・イスタンブールの直行便は残念ながら満席とのこと。
シンガポール航空に至ってはA380のビジネスは特典で開放すらしていませんでした。
そこで、タイ航空のラウンジについて詳しく調べてみることにしました。
バンコク・ロイヤルオーキッドラウンジ
バンコクのロイヤルオーキッドラウンジはバンコクを拠点に構えるタイ航空のラウンジです。
タイ航空のビジネス・ファーストクラスの搭乗客のほか、スターアライアンス運航便のビジネス・ファーストクラスやスターアライアンスゴールドメンバーも利用できます。
中でも、タイ航空のファーストクラス搭乗客だけが使えるラウンジもあるようで、その中でも様々なマイラーさんが取り上げているのが無料でスパ施術が受けられるロイヤルオーキッドスパの存在です。
このスパでは、ビジネスクラスではフットマッサージなど30分のマッサージ、ファーストクラスなら全身マッサージなどの60分のスパ体験ができます。これはタイ航空のフライトでしか開放されていないので、他のラウンジよりもはるかにゆったりとしたスパ体験をすることができます。
これは気になります。このロイヤルオーキッドスパを体験され、サイトに挙げられている方の情報を見るに、かなり限られた乗客にすばらしいサービスを提供されていることがわかります。
これは体験するしかないと思い、タイ航空のフライトを検索することにしました。
タイ航空(バンコク経由)のヨーロッパ行きフライト
そこで、バンコク経由でタイ航空ヨーロッパ行きのフライトを検索すると、ちょうどバンコク発パリ行きのフライトが深夜発で運行されていました。
しかも、機体がA380です。
これ
この総2階建ての超大型飛行機はなかなか体験できません。
しかも、世界的にも評価の高いタイ航空のフライトですからこれは乗らないわけには行きません。
バンコクでのスパ体験もせっかくだからと思いどうせならファーストクラスのフライトを選択しようと考え、バンコクからパリまでのフライトは、人生初の国際線ファーストクラスに登場することにしました。(偶然にもその日はファーストクラスの特典枠が空いていました)
というわけで、バンコクまではANAのビジネスクラス、バンコクからはタイ航空のA380ファーストクラスで向かうことにし、早速発券しました。
クラス計算は往路で一括・復路で一括で決まる
発券した直後、ANAの特典航空券ルールを思い出しました。
そういえば、ルート上で違うクラスの搭乗便だと、上位クラスのチケットとして発券されるということを。
噛み砕いて説明すると、今回のケースではビジネスとファーストクラスの組み合わせだと、上位クラスのファーストクラス航空券で発券されるということです。
なので、バンコクまでのビジネスクラスはファーストクラスのマイルを使って発券したということになります。これはなんだか損をした気分です。そこでバンコクまでの航空券を見直すことにしました。
バンコク経由のファーストクラス航空券
ANAのバンコク便はファーストクラスの設定はありません。しかし、タイ航空ではファーストクラスの設定があります。来年の2月は羽田発バンコク行きの深夜便がB747型機での運航でファーストクラスの設定がありました。
幸いにもファーストクラスの特典枠に空席があったので早速変更をすることに。
しかしながら、ANAの特典航空券の変更は航空会社を変える変更はできないので一度取り消して再度発券という手順を踏まなければいけません。
羽田空港のANAスイートラウンジ
羽田空港・ファーストクラス利用・深夜便ということになりましたが、感の良い方ならもうお気づきでしょう。羽田空港のANAスイートラウンジが使えます。深夜便利用客のためにわざわざ開放されているラウンジ内で本格料理が楽しめるダイニングhも利用可能です。マイラーの皆様方も早速利用されて記事にしてらっしゃいます。
ダイニングhでは、羽田空港の混雑上深夜に長距離便が飛ぶことが多いので、空の上でのサービスの補完的な役割でフライト前に食事サービスを提供しようということで始まったようです。サービス当初はこのダイニングhのためだけにわざわざ深夜フライトを選ぶマイラーも多かったとかなんとか。
なんだかほんとにラウンジ修行みたいな日程になってきました…
帰りはANAデュッセルドルフ便
帰りの直行便ですが、なんと運良くドイツ・デュッセルドルフからの直行便のビジネスクラスに空席がありました。帰りに経由便はさすがにしんどいと思い、この取れる日で最終的な日程調整を行いました。
ANA・デュッセルドルフ便はB787-9型の運航で、ビジネスクラスは最新のスタッガードシートです。787-9のスタッガードシートはドリンクホルダーが省略されている等あまり評判はよくなさそうですが、空調システムなど787型機の最新テクノロジーを存分に満喫するフライトになるでしょう。
旅程
というわけで、最終的な旅程はこのようになりました。
航空券をとった後に行うこと
この後、行うことは
- 観光地の予習(じゃら○とか○るるとか)
- 現地ホテルの予約
- パリのディズニーリゾートの諸々
- パリ-ヴェネツィアの航空券
- タイ航空のプリオーダーサービス
などです。またこれも記事にしたいと思います。
今回の知見
改めて今回の知見です。
次回以降の記事もどうぞご期待ください!
目的地には直行便だけじゃない
目的地には直行便でしか行けないところは少ないです。経由地で逆に観光・ラウンジホッピングを楽しもうという心意気で根気強く探そう!
ファーストクラスも価値が高いぞ
ビジネスで十分と思わない!ファーストクラスを選ぶ人は大きな理由があるぞ!
特典航空券の複雑なルールを理解しよう
特典航空券には複雑なルールがいっぱい。でも、机の上だけで理解するのは難しい。様々なものを試したり、ブログ・サイトを巡って知見を得よう!
海外の航空会社も研究しよう
日本の航空会社だと安心材料が多いが、海外の航空会社もすばらしいホスタビリティを提供してくれる会社も多い!もっと研究しよう!
コメント