皆さんご存知かと思いますが、エアアジア・ジャパンが今月から運航を開始いたします。
せっかくなので、来年のJGC修行の途中にこのエアアジアのフライトを組み込もうと思いましたら、サーバがダウンすることなくあっさりと5円運賃の航空券が手配できましたので、航空券をゲットしてわかったことをお知らせ致します。
運賃の内訳
運賃の内訳は以下のとおりです。
- 運賃 5円
- 空港税(中部国際) 310円
- 支払手数料(VISA)400円
となり、合計で715円での航空券手配になりました。
なお、私事ではありますが、名古屋在住ではないので、名古屋までの交通費が別途かかります。
運行する機体
エアバスA320ceo
運行する機体ですが、時期が時期なので同じエアバスA320でもceoとneoがあります。違いはエンジンや座席数が若干異なっているものですが、エアアジア・ジャパンで運行する機種はceo機種のようです。座席指定画面では31列目までしか掲載がありませんでした。neo機種になるとエアアジアでは最後尾列が32列目になっています。
エアバスA320は、日本の多くのLCCで採用例があり、世界のLCCでを見てもかなり多くの会社で使用されている機種です。ceoは従来の機種でneoが新しい仕様となっています。
シート
シート幅や材質等はエアアジア本国のものと同じものであると推測します。こればっかりは乗った方のレポートを待ちたいと思います。
同じである前提でお話すると、最前列から5列目までと非常口座席はホットシートと呼ばれ、グレードの高い座席になっています。最前列を指定しても座席指定料は900円と意外とリーズナブル。
座席の間隔が広くなるのは最前列と非常口座席のみとこれも日本のLCCを含めたオーソドックスな仕様です。なので、座席間隔の拡大を期待してホットシートの2~5列目を指定してしまっても期待できないので気をつけてください。
今回、せっかくなので、最前列を指定したいところですが、最前列を指定してしまうと、機体全体のレポートを掛けないので今回はおあずけでした。
公式サイトに画像つきで紹介があります。参照するところは「A320」の項目です。エアアジアではA330という別の機体やA320neo機種の運航もあります。
”https://www.airasia.com/jp/ja/inflight-comforts/seat-options.page″
オプション
LCCの醍醐味は、自分でフライトを設計できることです。自分に必要のないものはバッサリ切り捨てて、必要なものだけを取捨選択することで思い通りのフライトをデザインできます。なお、各オプションは、予約完了後にも指定できますが、予約時と値段が異なる場合があります。
座席指定
- ホットシート(最前列・非常口座席)900円
- ホットシート(2-5列目)600円
- スタンダードシート(6-11列目)450円
- スタンダードシート(15列目-)400円
受託手荷物
予約時
- 15kg未満1200円
- 20kg未満1400円
- 25kg未満1900円
- 30kg未満2900円
- 40kg未満5300円
予約完了後(ウェブでの変更)
予約時より15%高い料金です。
- 15kg未満1380円
- 20kg未満1610円
- 25kg未満2185円
- 30kg未満3335円
- 40kg未満6095円
運賃形態
基本運賃には、あくまで運んでもらうための必要最低限のものしかありません。これにオプションを追加していくことで必要なものだけを厳選してフライトを自分で組み立てる必要があります。そんなめんどいことできるかーというめんどくさがりやな方のためにオプションのパック料金の設定があります。
バリューパック
20kgまでの受託手荷物と機内食・スタンダードシートの座席指定料がセットになったお買い得なプランです。予約時の運賃+1800円で追加することができます。めんどくさいひとはこれを追加するのがベスト。どんな機内食がでるのかは未知数ですが、これもレポートを待ちましょう。
ちなみに、遅延保証はエアアジア・ジャパンの便は対象外のようなのでお気をつけを…
プレミアムフレックス
バリューパックの機内食が選べるようになり、座席指定がすべての席で可能になります。また、2回までの予約変更が可能になったり、受託手荷物の優先受取・優先搭乗ができるなんちゃってステータス持ちになれるパックです。お値段なんと予約時の運賃+7300円と期待以上のお値段でございます。
まあ一応紹介だけしておきますね。
総評
予約ページのレスポンスの良さはよかった
予約ページは驚くほどすんなりと進みました。以前のANA出資バージョンのエアアジアの時代はサイトがとにかく貧弱で使い物にまりませんでしたが、見なくなった間に随分進歩したものだなーと今回感心致しました。
飽和状態の日本市場でどのような運用になるのか期待
日本国内のLCCは飽和状態です。なかなか搭乗率が高いいわゆる儲かり路線を発掘するのは難しいかと思います。今回中部国際空港を拠点にしたのももはやここぐらいしかなかったという感じだったのだと思います。空港側もLCC専用ターミナルを着工して、受け入れ体制は進んできたかなと思います。
しかし、油断は禁物。ジェットスター・ジャパンは中部国際空港をすでに次の拠点空港にするべく準備を進めています。他の海外LCCも名古屋圏の経済圏を見逃すことはないでしょう。ぜひこれからいい発展となることを期待したいと思います。
もっとエアアジアのことを知りたいときは
エアアジア公式ページに日本国内線を含めたエアアジアのビギナーガイドがあります。
エアアジアのルールやシステムのわかりやすい解説が掲載されていますのでご参照ください。
”http://japan.airasia.com/″
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