こんにちわ。就航するぜと旗揚げして2年近く経過したでしょうか。やっとこさ就航のめどが付いたようで、今月いよいよ新生エアアジア・ジャパンが就航します。
概要
当面は中部国際空港と札幌新千歳空港との国内線の運行を予定しています。
就航日は10月29日
運行スケジュールは中部国際空港のサイトを参照してください。
”http://www.centrair.jp/whatsnew/1202453_1429.html″なお、就航記念セールとして10月17日から22日まで片道最低5円からの航空券の販売を行うようです。
”https://www.airasia.com/jp/ja/home.page?cid=1″ちなみに、ジェットスター・ジャパンでは、この就航の対抗セールとして片道6円からの中部国際空港発着セールを開催するようです。
”http://www.jetstar.com/jp/ja/home″手数料等
エアアジア・ジャパンはLCCなので、FSCにはない様々な制限があります。
例えば機内持ち込み手荷物。LCCなので、では受託手荷物(カウンターで預けて貨物室に積む荷物)についてはオプション扱いとなり有料となっています。また、機内持ち込み手荷物が大きすぎたり数が多いと乗り降りの際に時間がかかってしまい、遅延の原因となるため、機内持ち込み手荷物のサイズや重量の制限が厳格になっています。
エアアジアでは、機内持ち込みは二点まで、総量7kg以内となっています。サイズ等の詳しい情報はエアアジアのホームページを参照してください。
”https://www.airasia.com/jp/ja/baggage-info/cabin-baggage.page″ちなみに、ジェットスター・ジャパンも同じような制限があります。
”http://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/carry-on-baggage″エアアジア・ジャパンではどういう運営になるのかはわかりませんがジェットスター・ジャパンでは最近成田発着便を中心に手荷物のサイズ・重量確認を強化しています。受託手荷物として預けるくらいなら宅配便で直接ホテルまで送ったほうが金額的にも得な場合が多くなによりも楽に行動できるのでこちらをおすすめいたします。
また、LCCには手荷物以外にも様々な手数料が加算されます。支払手数料は料金を支払う際に必ず必要になる料金で、この料金を避ける方法はありません。日本以外の海外ではこの手数料は問題になっていて、廃止になったり予約管理手数料と名前を変えているところが多いです。
座席を指定するのもLCCでは有料です。LCCなので、では座席のグレードに応じて座席指定時の料金が変わることが多く、前方席・非常口座席のような前後の幅が広い座席は指定料金が高くなるのが通例です。二人以上で同じ予約番号の予約であったとしても席を離されるケースも多々ありますから、二人以上で席を離れたくない場合は座席を指定する必要があります。
なぜ就航が遅れてしまったのか
就航が遅れてしまった原因は様々です。
一つはパイロット不足でしょう。LCCが相次いで日本に就航した時、日本航空の破綻などで日本にはパイロットはまだまだ見つかる状態でした。また個々のLCCのがそこまで大きくなかったり、大きなLCCのグループ傘下に入ることで自社で国際線を飛ばしていなかったりしたために、パイロットがそこまで必要な状態でもなかったということがありパイロットの確保はできていました。
日本国内のLCCが規模を拡大していくに連れて、日本国内のパイロットをLCC同士が取り合う状態になってきました。そこで日本のLCCは海外のパイロットを募集することになりますが、皆さんご存知の通り東南アジアではすでにLCCが成熟しており、日本のLCCがパイロットを取り込む余地がなかったんですね。
数年前にピーチとジェットスターがパイロットの体調不良等を理由に大量欠航をしましたが、このパイロットを確保できるであろうという予測のもとに立てた運行計画がことごとく破綻していったことに原因があると考えます。
そのことから、日本でパイロットを探すこと自体が非常に困難になってしまいました。そんな中新生LCCの誕生はパイロット不足という壁になかなか就航できなかったものと考えられます。
無理に5円に拘る必要はない
LCC自体は通常のFSCよりも低コストで運行することを目標にした会社ですが、それが必ずしも運賃に反映されているわけではありません。JALやANAより高い運賃になっていることもありますし、LCCは早朝出発なので前泊しないと乗れない便だとトータルでFSCを選択したほうが安くなったりします。
また、LCCでは遅延がつきもの。お仕事があったりこの先で乗り継ぎがある場合など遅延するとまずいものについては対象から外すことが大切です。
くれぐれも価値にあった値段で旅行をすることを忘れないようにしていただきたいと思います。
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